こんにちは!(*^▽^*)
ビジネスフォンおやじミッションフロンティアの本間です!
3月も、月末となりました!
もう、グダグダになってきています・・・(汗)
時折、ビジネスフォンの内線としてスマートフォンを使いたいという相談があります。
単に、内線化という意味では出来ます・・・。
色々な、手法が機種にもよりますがあります。
そのための、専用サーバーもあります。
スマートフォン10台ぐらいで、100万円を超えるシステムとなります。
台数が、増えれば1台辺りのコストは下がります。
中小零細向きではありません。
企業によっては、本社では導入してコストが見合っても、小さい拠点など前拠点に導入は厳しいなとなりそうです。
確か、ビジネスフォンをネットワーク化すれば、本社にだけ導入して小規模な事業所はその配下で利用すると言う事も出来たかと思います。
無線LANを、利用して内線として使いたいという、相談をいただく事もあります。
多少、ネットワークの知識があると「使えるはず」と考えます。
これも、単に内線化ということであれば使えます。
その場合、構内PHSの様にアンテナ間のハンドオーバーは出来ません。
1台の、無線LANアクセスポイント(アンテナ)の配下で使う、ということであればまだ使えます。
ハンドオーバーが、出来ないという事は1台の無線AP(アンテナ)で、通話をしていてその電波が届かなくなると、通話が保持出来ずに切れてしまいます。
構内PHSの様に、電波状態のよいアンテナに切り換えて、通話を保持する事が出来ません。
スマートフォンに、インストールするアプリにも問題があります。
SIPという、音声通話規格のアプリが必要になります。
ただし、これはビジネスフォンで使う想定で開発されていません。
例えば、スマートフォン1台ずつに個別のダイヤルイン番号を持ち、その番号を直接着信させるというだけであれば、特に問題も無く使えるでしょう。
これを、保留転送しようとした瞬間に使い勝手が悪くなります。
多機能電話機で、電話を受けてスマートフォンに保留転送をする場合も、操作を間違えると外線を切ってしまいます。
それは、ビジネスフォンの多機能電話機の様に色々な、機能を割り当ててた機能ボタンが無いためです。
スマフォの、アプリ上に保留機能があったとしても、それはそのスマフォ上での保留動作なので、ビジネスフォンシステム上や他のスマフォに情報は反映されません。
特番操作、という機能があるビジネスフォンであれば、スマートフォンのテンキーで保留機能の番号、例えば#08とか操作するとビジネスフォンシステム上で保留されます。
転送したい相手が、話中であったり不在だったりした場合には、同じように特番操作で指定した保留中の外線を捕捉しなければいけません。
ただし、保留ボタンも外線ボタンもスマフォのアプリ上にはありません。
自分で、保留した外線がどれなのか判別する方法がありません。
スマフォの、内線化は出来るのですが、お勧め出来る使い勝手ではありません。
お客様の、使い方に大きく左右されます。
ビジネスフォンと、スマートフォンを連携して使う場合は、使い方を良く検討しなければ無駄な投資となります。
その辺りの、デメリットをきちんと説明することなく「出来ます」と、売り込む場合もあるらしいですが・・・。
こうした状況は、SIPサーバーだから、クラウドだから問題が解消するという事ではありません。
さて、週中水曜日となりました。
首都圏、だいぶ桜も咲き始めました。
良い一日をお過ごし下さい。
感謝です!
中小零細企業から上場企業までのビジネスフォン工事ネットワーク工事
ミッションフロンティアホームページはこちらから
http://www.missionfrontier.co.jp
お問合せは弊社サイトお問合せフォームからお願いします
Written by ビジネスフォンおやじ